2007年6月5日火曜日

安芸国分寺周辺遺跡(6月5日)



 本日より安芸国分寺周辺遺跡の発掘調査が始まりました。
 今日は、発掘現場に係る周辺環境の整備等を行った後、バックホーと呼ばれる重機にて現代の整地層を除去する「表土剥ぎ」という作業を実施しました。

 昨年も隣接する部分の調査をさせていただきました。その際、史跡安芸国分寺跡の寺域を示す、あるいは、一説に寺域外に存在の可能性が考えられる道路遺構の可能性もある溝状遺構を検出するなどの成果をあげております。

 さて、発掘調査では、まず本日行った表土をはぐ作業を行います。
 その後、かつて暮らした人々が築いた生活の痕跡である遺構(例えば、住居跡や溝、穴、井戸などなど)を検出する作業へと続きます。
 明日も引き続き表土剥ぎの作業を行います。近隣の皆様方にはご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。