2012年6月19日火曜日

乃美2号遺跡の発掘調査がはじまりました

6月中旬より、豊栄町乃美でほ場整備に係る発掘調査が始まりました。

調査範囲は約2000㎡で、10月までの約5か月の予定です。

現在までに、堅穴住居跡、溝状遺構や土坑などが検出され、弥生土器、土師器、須恵器、土師質土器などが出土しています。



乃美2号遺跡作業風景



詳細は不明ですが、弥生時代と考えられる住居跡からガラスの小玉が出土しました。住居跡からガラス小玉が出土したのは、平成23年度の乃美1号遺跡に続き乃美遺跡群で2例目です。


ガラス小玉 出土状況

遺跡の詳細はまだよくわかっていませんが、進展があり次第ご紹介していきたいと思います。


なお、平成23年度の乃美1号遺跡から出土したガラス小玉などは、文化財センターで展示していますので、ぜひ実物を見にお越しください。