2008年10月14日火曜日

黄幡第4号古墓(10月14日)

黄幡第4号古墓の調査が始まりました!

 黄幡第4号古墓(所在地:西条町下見)の発掘調査10月2日から始まりました。道路改良工事に伴う調査で、11月末までの予定です。
 これまでの調査で分かったことを紹介します。
 
 調査は、古墓を覆う土や木などを取り除く作業から始まりました。土などを取り除いていくと、大きさ10~40㎝程の石がたくさん積まれている様子を確認することができました。(右の写真がその様子で
す。)範囲が約6×8m、高さが約2mで、楕円状に石が積まれており、寛永通宝(古銭)や鍋などが出土しています。また、すぐ隣には、天保六年(1835年)と刻まれた石碑が建てられており、信仰の対象でもあったようです。  
 今後は、記録保存の為に実測の作業に入ります。石がたくさんあるので大変な作業になりそうです。実測が終われば、さらに調査を進めていきます。
 
 今後の成果もご報告していきますので、ぜひご覧ください。