乃美3号遺跡の調査成果について、今回は、集石遺構をご紹介します。
直径約60cmの円形に組まれた石が、赤く焼けている状態で見つかりました。後世に上の部分を削られているため、上部構造は分かりませんが、”火”を使った施設に間違いはないでしょう。食べ物を焼いたり、煮たりするときに使われた炉の可能性もあります。時期については、遺物がないため分かりませんでした。
財団法人東広島市教育文化振興事業団文化財センターが発掘調査を行う現場の模様を随時お届けいたします。 発掘調査の臨場感をどうぞお楽しみください。