調査の成果について、ご紹介します。
今回の調査区からは、堅穴住居跡の可能性が考えられる遺構や土坑、柱穴が見つかりました。
また、遺構に伴うものではないのですが、堆積土中より縄文土器の破片が多数見つかりました。
下の写真が縄文土器です。東広島市内では、縄文土器の出土例は少なく、貴重な資料です。
今回の調査区のすぐ南(平成2年度の発掘調査)でも、縄文土器が見つかっており、河内町内には縄文時代から人々が暮らしていたようです。
今回出土した縄文土器は、河内町にある出土文化財管理センターでご覧になれます。