職場体験
東田遺跡に向陽中学校の生徒が職場体験に来ました。
初めての発掘現場で、土器が出土している様子を興味深そうに観察していました。
午前中は、作業員さんの掘る姿を見ながら、道具の使い方・掘り方を学んだり、掘り出した土を一輪車で運んだりしました。
午後は、いよいよ午前中に学んだことを発揮するべく、竪穴住居を掘りました。慣れない手つきですが、丁寧に掘っていました。初めて、自分で土器を見つけたときは、本当に嬉しそうに観察をしていました。
下の写真は、真剣に土器を掘り出している様子です。
2009年6月23日火曜日
2009年6月18日木曜日
東田遺跡(6月18日)
調査区を精査したところ、調査区西隅に木くず等の混じった灰色の土が見つかりました。
かく乱だと思い掘っていたら、土器が見つかりました。そこで、慎重に掘り下げていったところ、弥生土器の甕や壷が大量に出土しました。かく乱の下に、なにか重要な遺構があるようです。
(「かく乱」とは、かき乱すことですが、考古学上の「かく乱」とは、遺構などが後世に掘り返されて、もとの状況を残していない状態のことです。)
下の写真は、土器を壊さないように、竹べらで丁寧に土を取り除いている様子です。
土器の出土状況(その1)
土器の出土状況(その2)
遺構の性格は、今のところ分かっていません。
今後、更に詳しく調査を進めて、分かり次第ご報告しますので、楽しみにしていてください。
かく乱だと思い掘っていたら、土器が見つかりました。そこで、慎重に掘り下げていったところ、弥生土器の甕や壷が大量に出土しました。かく乱の下に、なにか重要な遺構があるようです。
(「かく乱」とは、かき乱すことですが、考古学上の「かく乱」とは、遺構などが後世に掘り返されて、もとの状況を残していない状態のことです。)
下の写真は、土器を壊さないように、竹べらで丁寧に土を取り除いている様子です。
土器の出土状況(その1)
土器の出土状況(その2)
遺構の性格は、今のところ分かっていません。
今後、更に詳しく調査を進めて、分かり次第ご報告しますので、楽しみにしていてください。
2009年6月11日木曜日
東田遺跡の発掘調査が始まりました(6月11日)
6月8日から高屋町郷にある東田遺跡の発掘調査を開始しました。
調査面積は約270㎡、調査期間は1ヶ月半の予定です。
まず最初に、遺構のある地層まで重機で表土を掘下げました。
(下の写真がその様子です。)
表土剥ぎの時にも、弥生土器などがたくさん見つかりました。
表土剥ぎ終了後は、調査区に残された木の根を取り除く作業を行いました。
松の根は直根のため、重機で抜き取ることができませんでした。そこで、遺構を壊さないように、根の周りの土を取り除いて、ノコギリや斧、チェーンソーを使って切り出しました。非常に根気と体力のいる作業で大変でした。
(下の写真がその様子です。)
明日からは、調査区を精査し、遺構を探していきます。
これからも、調査の様子を紹介していきますので、ぜひご覧になってください。
まず最初に、遺構のある地層まで重機で表土を掘下げました。
(下の写真がその様子です。)
表土剥ぎの時にも、弥生土器などがたくさん見つかりました。
表土剥ぎ終了後は、調査区に残された木の根を取り除く作業を行いました。
松の根は直根のため、重機で抜き取ることができませんでした。そこで、遺構を壊さないように、根の周りの土を取り除いて、ノコギリや斧、チェーンソーを使って切り出しました。非常に根気と体力のいる作業で大変でした。
(下の写真がその様子です。)
明日からは、調査区を精査し、遺構を探していきます。
これからも、調査の様子を紹介していきますので、ぜひご覧になってください。
登録:
投稿 (Atom)