2009年6月18日木曜日

東田遺跡(6月18日)

調査区を精査したところ、調査区西隅に木くず等の混じった灰色の土が見つかりました。
かく乱だと思い掘っていたら、土器が見つかりました。そこで、慎重に掘り下げていったところ、弥生土器の甕や壷が大量に出土しました。かく乱の下に、なにか重要な遺構があるようです。
(「かく乱」とは、かき乱すことですが、考古学上の「かく乱」とは、遺構などが後世に掘り返されて、もとの状況を残していない状態のことです。)

下の写真は、土器を壊さないように、竹べらで丁寧に土を取り除いている様子です。














土器の出土状況(その1)














土器の出土状況(その2)















遺構の性格は、今のところ分かっていません。
今後、更に詳しく調査を進めて、分かり次第ご報告しますので、楽しみにしていてください。