2009年6月11日木曜日

東田遺跡の発掘調査が始まりました(6月11日)

6月8日から高屋町郷にある東田遺跡の発掘調査を開始しました。
調査面積は約270㎡、調査期間は1ヶ月半の予定です。

まず最初に、遺構のある地層まで重機で表土を掘下げました。
(下の写真がその様子です。)
 















表土剥ぎの時にも、弥生土器などがたくさん見つかりました。

表土剥ぎ終了後は、調査区に残された木の根を取り除く作業を行いました。
松の根は直根のため、重機で抜き取ることができませんでした。そこで、遺構を壊さないように、根の周りの土を取り除いて、ノコギリや斧、チェーンソーを使って切り出しました。非常に根気と体力のいる作業で大変でした。
(下の写真がその様子です。)

















明日からは、調査区を精査し、遺構を探していきます。
これからも、調査の様子を紹介していきますので、ぜひご覧になってください。