調査成果をご報告します。
乃美4号遺跡では、下の写真のようにたくさんの小さな穴(柱穴:ちゅうけつ、はしらあな)と大きな穴(貯蔵穴:ちょぞうけつ)が見つかりました。
貯蔵穴は上部が削られた状態でみつかっていますが、柱穴は十分な深さを持っています。貯蔵穴が機能していたときの地面を削って整地したのちに掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)を建てて、生活していたのではないでしょうか。
掘立柱建物跡も貯蔵穴も、正確な時代は断定できませんでした。遺跡からは、古墳時代から江戸時代後期にかけての遺物が出土していることから、建物を建て替えたりなどしながら、古墳時代からこの土地で人々が生活を営んでいたことが推測されます。
掘立柱建物跡も貯蔵穴も、正確な時代は断定できませんでした。遺跡からは、古墳時代から江戸時代後期にかけての遺物が出土していることから、建物を建て替えたりなどしながら、古墳時代からこの土地で人々が生活を営んでいたことが推測されます。
調査が終わった乃美4号遺跡は、今・・・
遺跡は跡形も無くなってしまいました。新たに大きな田に生まれ変わるための工事が進んでいます。