係って、 平成23年7月から高屋うめの辺遺跡の発掘調査を行っています。
近畿大学周辺では、 昭和60年(1985年) から、
東広島ニュータウン遺跡群として発掘調査が行われ、
古墳や竪穴住居跡などが見つかっています。
今回発掘調査をおこなっているうめの辺1号遺跡では、
表土を取り除いたところで、 竪穴住居跡や段状遺構など
が見つかっています。
発掘作業員の中には、近畿大学付属東広島高校を卒業して、
大学で考古学を専攻している学生が、夏休みを利用して、
実際に発掘現場を体験し、測量をしたり図面を描いたり、
遺跡の掘り下げなどをおこないました。
「高校に通っている時は、こんなに身近に遺跡があるなんて
知らなかったです。」とのことでした。
また、先日は、中国からの
留学生が発掘の体験をされ、
夏の暑い時期でしたが、
はじめての体験を楽しんでいる様子でした。
ちょっと気にしてみると、みなさんのまわりでも発掘調査がおこなわれているかもしれません。