2008年6月20日金曜日

杵原2号遺跡ダイジェスト~その2~

 前回は,調査に入るまでの様子を中心にお伝えし杵原2号遺跡の模様でしたが、今回は,調査の内容にも迫ってまいります

発掘調査あれこれ~調
査風景~

4月下旬
第2調査区包含層において,弥生土器が出土しました。











⇒弥生土器の破片が点在する出土状況













⇒第2調査区包含層出土状況の一部分を拡大(弥生土器の表面にあしらった刺突文が確認できる。)












⇒第2調査区包含層出土状況の一部分を拡大(弥生土器の口縁部が逆さまになった状態)




5月上旬
第1調査区SK3では,弥生土器が埋められた土坑を検出しました。







⇒発掘作業風景












⇒発掘作業風景(図面や写真撮影の為,竹串等の細かな道具を使用し,形が崩れないように掘り進めます。)













⇒発掘作業風景(全ての土を取り除いた状況です。この土坑には,3個体分の弥生土器が埋められていました。)



5月下旬
いよいよ佳境です。調査を終える前に,調査区の全景を写真撮影します。











⇒高所から俯瞰撮影するために,やぐらを設営します。











⇒ラジコンヘリコプターによる空中写真撮影風景(先ほどのやぐら撮影より更に高い位置から撮影するため,専門の業者に撮影してもらいます。)













⇒第1調査区完掘状況