調査が始まって2週間がたちました
調査では遺跡の中央で、長さ約5mの溝状遺構(SD1)を検出しました。SD1は西側へ向かってだんだんと深くなっていき、一番深いところでは、約1mにもなります。遺物は、緑釉陶器や10世紀以降のころのものと考えられる須恵器や瓦などが出土しています。
安芸国分寺跡の寺域から外れたところにあるので、直接の関連があるかわかりませんが、同時代に存在していたと考えられます。
財団法人東広島市教育文化振興事業団文化財センターが発掘調査を行う現場の模様を随時お届けいたします。 発掘調査の臨場感をどうぞお楽しみください。