2008年9月2日火曜日

溝口4号遺跡(8月18日~22日)


  職場体験学習


8月18日~22日の間、当文化財センターでは職場体験学習を実施しました。今回は、広島県立河内高校の2年生1名、東広島市立高屋中学校の2年生4名が体験しました。高校生は19日~22日の4日間、中学生は18日~22日の5日間の日程で行いました。


 写真は上から、発掘作業、レベルで標高値を出す作業、遺構の断面図の作成作業の風景です。


 高校2年生と中学2年生、年齢でいうと3歳離れている彼らですが、共同で作業を行っている間に、お互いすっかり馴染んだようです。早ければ数年後には社会に旅立ち、『体験学習』ではない『職場』を経験する事になると思いますが、今回学んだ事を多少なりとも活かしてもらえればと思います。

 なお、溝口4号遺跡の発掘状況ですが、以前紹介しました大溝の南側の発掘があらかた終わり、現在遺跡北側での遺構検出を行っています。大溝の他にも数多くの遺構が見つかり、クライマックスを迎えつつあります。

今後の速報をお楽しみに。