2007年11月8日木曜日
外宮山城跡(げぐうやまじょうあと)の調査開始(11月7日)
11月7日から外宮山城跡の発掘調査が始まりました。調査期間は12月末までを予定しています。外宮山城は、東広島市高屋町造賀に位置する中世の城跡です。
現在のところ、本丸にあたる主郭(しゅかく)や、その周囲の二の丸、三の丸にあたる副郭(ふくかく)、堀切が確認されています。今回、造賀東22号線の道路改良工事に伴い、東側の副郭と堀切の一部を調査することになりました。
右の写真のブルーシートがかかっている場所とその右側奥の平坦な部分が今回の調査範囲になります。今は表土を取り除いて中世の人達が生活していた痕跡(遺構と呼ばれる柱や溝、井戸などの跡)が見つかる面の近くまで掘り下げたところです。これから少しずつ掘り下げて遺構を探す作業を行います。
調査は始まったばかりで詳しいことはまだわかりませんが、これから徐々にお知らせしていきたいと思います。周辺の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。