2011年10月25日火曜日

うめの辺遺跡(10月19日)

 高屋うめの辺1号遺跡現地を会場とした近畿大学工学部の公開講座「東広島学」の講義が行なわれました。
 まず、当センターの職員が遺跡全体の説明をした後、実際の発掘作業を体験していただきました。
 
 全員に体験してもらうために、一人一人の作業時間をあまり取ることができなかったのですが、現場の雰囲気は味わっていただけたでしょうか?
 この他、講師の東広島市教育委員会文化課 妹尾課長補佐が東広島市内の遺跡から出土した弥生土器や須恵器について説明されました。今回は講義ということで、特別に土器を手に持ってその感触や重さを確かめていただきました。みなさん熱心に聞かれ、説明の後も講師の方を囲んで次々と質問が出ていました。

 今回の講義で、近畿大学のみなさんに少しでもうめの辺遺跡や発掘調査について知っていただけたのではないかと思っています。また、講義に限らず、当遺跡では見学を歓迎しています。授業の合間にぜひいらしてください。