2007年9月10日月曜日

安芸国分寺周辺遺跡(9月7日)

発掘調査点描~その1~
「9月の調査風景より」

 
9月になっても暑い日々が続きます。
 このブログをご覧いただいているみなさまもきっと残暑でお疲れのことと存じます。
 夏の疲れが出る時期ですので、どうぞお体にはご自愛ください。
 そんな中、発掘調査もがんばっております。



 古代の遺構が存在する面より上層の土(遺物包含層)を除去している様子です。



 古代の遺構面です。「どこにあるかなぁ?」と道具で土を削りながら、遺構を探している様子です。


 発掘調査で使う道具は、非常にたくさんあります。
 ちなみに調査で使用する道具は「刷毛」や「竹串」だけではありません。
 これらの発掘道具ですが、全国各地の土質などにより、その道具も違います。
 上記写真のような検出作業の場合、当センターでは、主に小型の両刃鎌(「ミニ三角」とか「ガリ」などと言います。)を利用します。

 機会がありましたら、道具の紹介もしてみたいと考えております。